第一楽章 「 熱帯深夜プリンタブレイカ 」

 真夜中。
 プリンタのインク残量が残り僅かと云う表示が出た。
 見ればどの色ももう殆ど同じくらい残っていなかったので、
 丁度買ったばかりの新しいインクカートリッジへ総取替え。

 さて、テスト印刷でもしようかと画面に目をやると、
 そこには『プリンタ内部の部品調整が必要です』と云う新たなメッセージウィンドウが。

 はい?

 慌ててプリンタのメーカサイトに飛び、検索をかけてみたところ、
 要するに『内部の製品が使用するには限界が近づいているから、
 修理(もちろん有料)に出してねグー』と云うことらしく、
 プリンタはライト部分が全点灯したまま梃子でも動きやがらない。
 で、修理費用を見て、ただでさえ熱風吹き荒れる室内の気温が更に急上昇。

 何もイベント参加予定のある月にそんな期限迎えなくたっていいじゃねえか。

 窓からPCを投げたくなる衝動と云うのがちょとだけわかった二十代の夏の夜の現実。

* * *

第二楽章 「 シング ア ドランカーズソング 」

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 高校時代の友人達とカラオケ、飲み会を敢行。

 カラオケは二時間ばかしだったけれどやっぱり喉が段々衰えてきているような気が。
 歳はとりたくないもんだと苦笑い。

 飲み会では当初の予定を春k…遥かに上回り、グダグダやっていたら5時間も居座る結果に。
 無茶振りの応酬がつづき、結果的にそれがお開きの幕引きに。
 自分自身はあまり飲ま(め)ないのだけれど、今日は初体験のを幾つか試してみた。
 アルコールと水との割合によっては、予想していたよりも飲みやすいものもあって新発見。
 それだけでも結構な進歩だったのではと。

 気の許せるメンツと過ごす時間は、本当に掛け替えの無いものです。

* * *

第三楽章 「 波、新生。 」

 気持ち良く皆と別れた後、
 気持ち良く帰宅した自分に降りそそぐ、
 今年上半期を締めくくるような新たな一波乱。

 プライベート的な意味で。

 今年はどうにも波の荒い一年だことと、
 もはや苦笑を浮かべることもなく、
 私はこの日記をしたためるのでした。

 冷静さを欠いたら負けよ、とは、
 いつかの日の過去最大の凶事に出くわしたときの自分の声。

 姿形・状況・経緯は違えど、
 皆それぞれにそれぞれの苦悩・問題を抱えているものだよ、とは、
 いつの日か自分の人生は不仕合わせだと嘆かなくなったころの自分の声。



 ああ、そうだねえ、とは、
 かつての自身の声に肩を叩かれ励まされる現在の自分の、呟き。



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